「堺刃物」の伝統を継承。包丁・ナイフ・篆刻刀・各種刃物の製造販売


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芦刃物あれこれ(9)〜学生さんがやってきた!(17/07/26)

カテゴリー名:”芦刃物あれこれ”


毎年、この時期になると堺工科高校の生徒がインターンシップとして包丁を作りにやって来ます。

芦刃物製作所の平均年齢がぐっと下がる日です。笑

堺工科高校は社長の母校ということもあり、長い長いお付き合いをさせてもらっているんです。


工科高校という名の通り、普通の高校とは一風変わったところがあって、堺工科高校では毎年12月になると日本古来の製鉄技術「たたら製鉄」を行っています。

これは砂鉄を火の中に入れ、不純物を取り除きながら鉄の塊に精製するという日本に古くから伝わる製鉄方法です。

今では行われなくなったこの「たたら製鉄」を堺工科高校では再現しているのです。

鉄を取り出すのに要する時間は実に16時間!!!

「たたら製鉄」が主流だった時代の製法ではなんと70時間近く絶え間なく作業をしていたそうです。

先人の努力には頭が上がりませんね。


残念ながら堺工科高校のたたら製鉄は昨年で終わってしまいましたが、彼らのものづくりに対する真剣な姿勢は今回のインターンシップにも表れていました。

自分たちでどんな形にするか考え、材料を切って、研いで、柄を付けるところまで試行錯誤しながら楽しんで作業していました。

毎年、彼らは自分が作った包丁を手に、誇らしげに帰っていきます。


インターンだろうと、仕事だろうと、ものづくりに対する作り手の想いにきっと違いはありません。

今回の機会を通して、「自分の考えを形にする楽しさ」と「楽しいことを仕事にできる喜び」を少しでも感じてもらえていたらいいな〜と思っております。

また来年やってくる新しい刺激を楽しみに、日々ものづくりに向き合っていきたいですね。


(芦刃物 ホリバ)




2017/07/26  Comments(6) | Trackback(0)