「堺刃物」の伝統を継承。包丁・ナイフ・篆刻刀・各種刃物の製造販売


更新情報やスタッフからのメッセージをお届けします。


堺刃物まつり開催日変更のお知らせ(2018/01/13)

カテゴリー名:お知らせ


日を追うごとに寒さが一段と厳しくなってきました。

我々、堺の刃物職人にとって冬の風物詩の一つが毎年2月に行われる堺刃物まつりでした。


その刃物まつりの開催日が今年から4月に変更になります。

お越しの方はお間違いのないようお気を付けください。


日差しもあたたかく外出しやすい時期ということで、いままでよりも気軽に来ていただけるのではないかと期待がふくらみます^ ^


なお、今年も芦刃物製作所のメンバーはハサミの研ぎ直しコーナーのお手伝いをさせていただく予定です。

皆さんにお会いできることを楽しみにしております。


≪堺刃物まつり≫

開催日:2018年4月21日(土)・22日(日)

場所:堺産業振興センター(例年と変更ありません)


詳細はこちらをご覧ください↓
https://www.sakai-tcb.or.jp/event/detail/597


(芦刃物 ホリバ)





2018/01/13  Comments(25) | Trackback(0)

あけましておめでとうございます!(18/01/09)

カテゴリー名:*その他


みなさんの年末年始はいかがでしたか?


芦刃物製作所では本日から通常営業開始となりました。

刃物を研ぐ音、機械で柄を磨く音、カナヅチを叩く音など様々な音が鳴り始めています。

「新年」というだけで心がシャキッとするのは不思議なものですね。


私、ホリバは年末年始の休業中に実家のある愛知県で初詣に行ってきました。

多くの参拝客が新年のお参りに来ていて、「ここにいる人はそれぞれが違う人生を歩んでいて、それぞれの願いを持ってやってきているんだろう」なんて考えていると、自然と一体感というか「みんな、一緒にがんばろう!!」というアツい気持ちになりました。

今年はさらなる飛躍の年にしたいと改めて感じます。


とはいえ、神様のご利益に頼るのではなく、少しでも皆さんに満足していただけるような商品を作れるように芦刃物一丸となって日々努力するのみです。


今年も皆様のご愛顧に対する感謝の気持ちを忘れず、今まで以上に愛されるモノづくりに挑戦していきます!

芦刃物をどうぞよろしくお願いいたします!


(芦刃物 ホリバ)





2018/01/09  Comments(23) | Trackback(0)

年末年始休業のお知らせ (17/12/22)

カテゴリー名:お知らせ


年末年始休業のお知らせです。

誠に勝手ながら12月29日(金)より1月4日(木)まで終日休業、5日(金)は午前のみの営業とさせていただきます。
9日(月)より通常営業を再開致します。

休業中にいただきましたお問い合わせにつきましては、営業開始後順次対応させていただきます。ご理解の程よろしくお願い致します。

本年は弊社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございました。
新年もどうぞよろしくお願いいたします。

(芦刃物一同)

2017/12/22  Comments(25) | Trackback(0)

LOGナイフ入荷のお知らせ (2017/12/20)

カテゴリー名:お知らせ


大変お待たせしました!

長らく品薄状態だったLOGナイフが本日入荷されました!


太いものや細いもの、柄の曲がったものなど今回も個性豊かなラインナップとなっております!

アウトドアナイフとして、果物ナイフとして、もしくはテーブルナイフとして使い方はあなた次第です!

実際、とある飲食店からステーキナイフとしてLOGナイフを使いたいとご注文も頂いております。

その他にも我々の想像を超えた皆さんならではのLOGナイフの楽しみ方がきっとあると思います。

皆さんのこだわり、ぜひ教えてくださいね^^


今回も一本ずつ写真で確認しながらお選びいただけるようになっています。

あなただけの特別なLOGナイフを探してみてください。


ご購入はこちらから↓
http://www.ashihamono.com/products/log.html






2017/12/20  Comments(8) | Trackback(0)

芦刃物あれこれ(13)〜LOGナイフの製作工程 その3(17/12/09)

カテゴリー名:”芦刃物あれこれ”


前回、コーティングの液にLOGナイフの柄を漬け込むところまで紹介しました。

次の工程はズバリ、「乾かす」 です!

当然ですね笑


コーティング液が浸透したLOGナイフを取り出したら、その名も「LOGナイフ乾かし機」(段ボールを重ねただけですが…)にブスリブスリと突き刺します。


そして、晴れている日には会社の屋上で乾かします。

普段は室内で作業をしているので外の天気は気にしませんが、この時ばかりは頭上に広がる青空を目の当たりにすると「のんびりと本を読んで待ちたい!」という衝動にかられます…笑


柄を乾かしたあとは刃を研いで、LOGのロゴマークを入れたらついに完成です!


今回紹介しきれなかった細かい作業はまだまだあるのですが、LOGナイフが出来上がる様子を少しでも感じてもらえたでしょうか^^


LOGナイフは販売を始めてから30年が経ちました。

そして私がLOGナイフの製作に携わるようになって3年が経っています。


その間も、どうしたら良い商品になるか日々考えながら製作工程の見直しをしてきました。

まだまだ改善の余地はありますし、もっともっと長く愛されるような商品にしていきたいと思っています。


まだ実物を見たことがないという方は、ぜひ一度手に取ってみてください。

そして、気になる点があればなんでもご意見お待ちしております。


LOGナイフの進化はまだまだ止まりません!!


(芦刃物 ホリバ)






2017/12/09  Comments(8) | Trackback(0)

芦刃物あれこれ(12)〜LOGナイフの製作工程 その2(17/12/07)

カテゴリー名:”芦刃物あれこれ”


刃を取り付けられたLOGナイフは、木の節やリベットのデコボコが滑らかになるまでサンドペーパーで磨きます。

何度も何度も磨きます。

文字で書くとそれだけのことですが、サンドペーパーで磨く作業は目の細かさを変えながら同じことを何度も繰り返すので地味極まりない上に結構手間がかかります。


ただし、ここで丁寧に磨けば磨くほど見た目の仕上がりにかなり大きな差が出てくるんです。

どんなことでもそうですが、一見地味な努力が一番大事なんですよね。


そしてコーティングの液に漬け込み、木の内部に浸透するまでひたすら待ちます。

このコーティングによって、天然木でありながら水にも強く長持ちする柄になるのです。


ここまできたら完成まであと一息!


乞うご期待!


(芦刃物 ホリバ)





2017/12/07  Comments(0) | Trackback(0)

芦刃物あれこれ(11)〜LOGナイフの製作工程 その1(17/12/06)

カテゴリー名:”芦刃物あれこれ”


LOGナイフの柄は「割り込み」という方法で作られます。

簡単に言えば、柄に溝を掘って刃をはめ込むという方法です。


刃をはめ込んだ後は、穴をあけ、リベットという金具で固定します。

この作業以降は「失敗=初めからやり直し」になってしまいます。

もうここからずっと緊張です。

一点ものなので、「この木の形おもしろい!」と思ったらなおさら緊張します…笑

ガッチリ固定してしまうので、失敗したら泣く泣く木を割るしかありません。


わが子を育てる気持ちで、大事に大事に、作っていきます。

だからこそ愛着がわいてしまって、誰かの手に渡るときは娘が嫁に行くかのような、うれしさと寂しさの入り混じった不思議な感情が湧き上がってくるのです。

ちなみに私は子供もいなければ、結婚もしていませんが…笑


少し大げさに書きましたが、いろいろな表情を見せてくれる木をLOGナイフにしていくこと、そしてお客様に自分のお気に入りのLOGナイフを見つけてもらえることが一番うれしいのです。


− 続く −


(芦刃物 ホリバ)





2017/12/06  Comments(0) | Trackback(0)

芦刃物あれこれ(10)〜砥石の交換(17/10/26)

カテゴリー名:”芦刃物あれこれ”


いくら大きなものを使おうと、砥石は消耗品です。


包丁の研ぎ工程に使用している砥石に限界が来たので交換を行いました。

直径1m近くにもなるこの砥石ですが、包丁を研いでいると少しずつ減っていきます。

芦刃物の場合、その寿命はおよそ3年。

役目を終えた砥石は外され、新しい砥石に付け替えられます。


付け替えるといっても重さ何十キロにもなる砥石を付け替えるのは簡単なことではありません。

と同時に、3年間で積もった「削りカス」の掃除もしなければいけません。

その量、実にドラム缶2杯分!!


砥石を外し、掃除をして、機械が錆びないように塗装を塗り直し、新しい砥石を取り付けます。

3人がかりで丸一日かけて行う作業です。


積もり積もった3年間の歴史をかみしめ、研いでいる途中で落としてしまった包丁との再会を懐かしみ、そしてこれからの3年間に思いを馳せるのです…。

というのは少し大袈裟ですが。笑


新たな砥石で心機一転、今日も芦刃物製作所はフル回転で動いております!

ただ、新しくした砥石はしばらくの間“暴れる”ので、それを落ち着かせるのが一番大変だったりします…笑


(芦刃物 ホリバ)





2017/10/26  Comments(18) | Trackback(0)

台風21号の影響 (17/10/23)

カテゴリー名:*その他


昨夜、日本全土で台風21号が猛威を振るいました。


芦刃物製作所から500mほど離れた場所には大阪市と堺市を隔てる大和川という大きな川があります。

普段はおだやかな川で、毎年夏には大阪市の住吉大社から神輿を担いで大和川を渡り、堺の宿院頓宮まで練り歩く「御渡り」という行事も行われます。


奈良県から堺の海まで続くこの大和川が、昨夜の大雨により例年にないほどの増水をしました。


大和川を中心とする一帯では避難勧告が出され、一部の地域では氾濫による浸水被害も起きたようです。


幸いなことに芦刃物製作所は浸水の被害もなく通常通りの営業ができていますが、一夜明けた今朝も大雨と強風の影響のすさまじさはあらゆる場所に残されていました。


災害が起こらないことへの感謝と、日頃の防災意識を持つことの大切さを改めて実感する日となりました。


東北地方、北海道では引き続き台風の影響が残るそうですので、くれぐれもお気を付けください。

そして、水害や土砂災害に見舞われた方々が一日でも早く日常生活に戻れるよう祈っています。



2017/10/23  Comments(13) | Trackback(0)

刃物あれこれ(3)〜刃物屋の研ぎ直しは必要?(17/10/20)

カテゴリー名:”刃物あれこれ”


「包丁は刃物屋さんに研いでもらったほうがいいの?」

と、聞かれることがあります。


私の答えは「Yesでもあり、Noでもある」です。


そもそもなぜ包丁で物が切れるんでしょうか。


実は包丁の刃は非常に細かいノコギリのようになっています。

食材を切っているうちにノコギリの刃が削れて丸くなった状態を「切れ味が落ちた」と言っています。


ノコギリの刃を付け直すのに使用するのが砥石です。

最近では包丁をあてて動かすだけで研げる手軽なシャープナーもありますね。

これでもノコギリのような刃は付け直せるので十分切れるようになります。

「茶碗の裏に刃をあてると切れ味が戻る」と聞いたことがある方もいるかと思いますが、シャープナーはこれと同じ原理です。


では、シャープナーや砥石があれば刃物屋の研ぎは必要ない?


いいえ、実はそうではありません。

シャープナーや家庭用砥石にも弱点があります。


シャープナーも家庭用の砥石も刃の先を研いでいます。

しかし包丁は刃の背中側にいくにつれて厚くなっているので、先だけを研いでいるとだんだんと刃が厚くなっていってしまいます。※

そうなると、いくら刃先を研いでも鋭い刃にはならず、切れ味が落ちるのが早くなっていきます。


ここで、いよいよ刃物屋さんの出番です!

刃物屋にある巨大な砥石を使えば、厚くなってしまった包丁の刃全体を薄くすることができるのです。


つまり、日常的なお手入れはご家庭の砥石やシャープナーで十分ですが、もし研いでも切れ味がすぐ落ちるなと感じたら刃物屋さんにお任せください。


正しく手入れをして長く包丁を使っていただくことが我々の喜びでもあります。

ほとんどの刃物屋さんが自社製品以外の包丁の研ぎも受け付けているので、お気軽にお持ちくださいね^^



※和包丁は洋包丁と違い、刃の角度・厚みを一定に保つように研ぎます。なので、厳密に言えば「刃が厚くなる」のは洋包丁に限った特徴でもあります。


(芦刃物 ホリバ)




2017/10/20  Comments(0) | Trackback(0)